ブログ書いてたらTV取材を受けた、という話。取材依頼から放映までの流れ

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今朝、富士山での事故の件で、テレビ朝日さんから取材を受け、短時間ながら、TVに取り上げてもらえました。

取材に来て下さった山口さんが、「報道番組だから、こういう事故のきっかけがないと取り上げることがなかなかできない。けれど、少しでも事故防止の一助となるタイミングで、現場に近い人の声を伝えたい。」とおっしゃっていて、非常に好感が持てました。

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取材の依頼は放映日の3日前

お問い合わせページからメールをいただいたのが10月31日の14時。

番組内ニュースランキングコーナーにて、 富士登山を生配信中に滑落した男性について取り上げようと検討しています。

そのVTR中で、積雪時の富士山登山について、山田様に詳しくお話を伺えればと思いご連絡いたしました。

もし可能であれば、まず電話にて打ち合わせをした上で、 電話、もしくは直接お会いして、インタビュー撮影を行いたいです。

放送が今週日曜(11月3日)なので、撮影は2日(土)までに行います。 急なご相談となり、大変恐縮ですが、 微力ながらも、危険な登山に対する警鐘になればと考えております。

すぐに連絡。ブログを読んでいること、内容的に伝えたいことと重なっていること、より詳しく話を聞きたいこと、をおっしゃっていました。

読んでいただいたブログ記事は、おそらく、この2本の記事でしょう。

取材日は電話連絡の翌日の午前。弊社新宿店で行うことになりました。

取材は放映日の2日前

取材は新宿店で。雪の富士山に登るために必要な装備と、登山計画書の提出に関して、実際の計画書を見せてほしい、という依頼がありました。

実際、シーズンオフの富士登山は禁止ではありません。が、登山計画書の提出が義務になっていますので、必ず提出しましょう。もちろん、提出したら誰でも行けるところではありません。しっかり技術を付けてから。

取材は、2時間弱。取材したい要点をA4の紙一枚にまとめてきてくれていて、非常にスムーズに進みました。カメラ回すのももインタビューも、構成考えるのも全部1人でやってて、大変だなぁ、と思いましたが、それぐらいの小回りとスピードが必要なんでしょうね。

取材の最後に、「ガイドやってらっしゃるからなのか、お話うまいですねー、なかなかカメラ向けられてこれだけ落ち着いてしゃべれる一般の方いないですよ」と褒めていただきました。確かに、情熱大陸出て、クローズアップ現代出て、ジャンクスポーツ出て、あちこちで講演している一般人はなかなかいないわな(笑)。

そして今朝の放映

今週のニュースランキングの、なんと1位。首里城火災より上位なのはちょっと違和感がありましたが、注目されている、もしくは報道として注目しようとしている、ということなのでしょう。

いずれにせよ、週刊ダイヤモンドだったり、テレビ朝日だったり、専門メディア以外のメディアが山の話題を取り上げてくれるのはありがたいことだと思っています。

今回のような、登山業界が全力で啓もう活動しても届きにくい人の、知識がないことによる事故が少しでも無くなりますように。

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山日記
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経営と登山のあいだ
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