「登山を再開するために。」の後編、ヤマケイオンラインにて公開されました。
登山を再開するために。「登山 withコロナ」のリスクマネジメント【後編】 登山中、下山後に気をつけること
こちらで、teamKoiとしての記事アップはひと段落となります。
前編はこちら。
登山を再開するために。「登山 withコロナ」のリスクマネジメント【前編】 山に登る前に・準備にあたって
このタイミングで、これまでの経緯を少し書いておきたいと思います。そして、これからの動きも。
ちなみに、teamKoiの現在のメンバーは以下の通りです。
柏澄子(ライター、日本山岳会理事)
山田淳(やまどうぐレンタル屋、フィールド&マウンテン)
浅井悌(医師、利尻島国保中央病院副院長、日本山岳ガイド協会ファーストエイド委員会委員、災害人道医療支援会理事)
稲垣泰斗(医師、北里大学医学部総合診療医学特任助教、ウィルダネス メディカル アソシエイツジャパン メディカルアドバイザー)
近藤謙司(国際山岳ガイド、アドベンチャーガイズ、日本山岳ガイド協会理事)
佐々木大輔(国際山岳ガイド、日本山岳ガイド協会理事)
佐藤泰那 (編集者、KUKKA)
花谷泰広(山岳ガイド、甲斐駒ヶ岳・七丈小屋)
柳澤太貴(赤岳鉱泉・行者小屋)
きっかけは4団体メッセージ
4団体メッセージの後、ライターの柏澄子さんからメッセンジャーでメッセージをもらったのがこのteamKoiが集まったきっかけでした。私のこのツイートに対する反応。
みなさんもう4月末なんて遠い昔かもしれませんが、この前の4月5日に弊社の山歩みちでは、カナダでの事例を紹介して、多くの皆さんに読んでいただきました。
そして、日本でも陽性ではなかったものの、同じような事例が起こってしまいました。
teamKOIが生まれたとき
柏さんのこのnote、ぜひご覧ください。
たしかにきっかけは、新型コロナウイルスだった。けれど、team KOIは、それだけではないと思っている。9人のたったひとつの共通点は、山が、登山が好きでたまらないということだ。山に関わることを仕事にもしている。医師のふたりは救急の専門であるが、野外医療や被災地医療、離島医療に挺身し、山岳関係者たちとの交流も深い。team KOIをきっかけに、さらに豊かで健全な、そして愉しい登山の世界を作りたい、と思っている。
なかなか決まらなかったチーム名も、柏さん、泰那さん、私で真夜中にチーム柏、の各国語を調べていて決まりました。柏さん、どこかこそばゆいのか自分では書きませんが、KOIは、とある外国語の「柏」です(笑)。来い、濃い、来い。いろいろかかっていていいな、となって。
留意したいポイントをまとめたポスターができました!
「登山 with コロナ」で気をつけたいことをまとめたポスターが完成しました
今回制作したポスターは、これまで議論を重ねてきたことや現場からのフィードバックを元に、特に留意したいポイントをまとめたものです。準備編/山登り編の2種類あります。
登山者同士が思いやりの気持ちをもちながら、山で働く人々の声に耳を傾けながら、安全で楽しい時間を山で過ごし、また次の機会へとつなげていけますように。その一助としてお使いいただけたらと思っています。
ポスター掲出先、募集中
ポスターの資金は登山業界のメーカーさんなどから協賛をいただいて何とかなりそうなのです。なので、掲出先、鋭意募集中です。
山小屋、登山道具店のみならず、いろいろなところで掲出できればと思っていますので、ぜひそういう場所をお持ちの方、お知らせいただけると助かります。
note,twittrerなどteamKOIとして発信していきますので、ぜひご注目を!