都岳連、日本山岳会からコロナに関するコメントが出ているので読みましょう

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日々これだけ状況が変わる中、ですから、現時点でのコメント、と理解しなければなりませんが、都岳連、日本山岳会、からHP上にコメントが出ているので、登山クラスタの方々、ぜひご一読を。

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都岳連「 登山者の皆様へ コロナウィルス感染予防のためのお願い 」(4/5)

登山者の皆様へ コロナウィルス感染予防のためのお願い
登山者の皆様へ コロナウィルス感染予防のためのお願い 1、感染者が多数確認されている地域にお住まいの方へ 東京…

それぞれが感染者と接触している可能性があることを考慮しておくべき

感染者が少ない山間地域で登山を行なうことは、広く移動経路の他地域、山間地域、他者に感染機会を与えるリスクがあることを認識し、自粛することが望まれます

感染するリスクではなく、感染させるリスクに言及しています。

日本山岳会「大都市圏の会員の皆さまへ—新型コロナウイルスの対応について」(4/1)

こちらは4月1日時点でのメッセージ。

大都市圏の会員の皆さまへ—新型コロナウイルスの対応について | 公益社団法人日本山岳会
公益社団法人日本山岳会は、1905年に設立され、会員数 5000名余、全国に33の支部が有り、アルピニズムから日本的な山旅までの登山活動、高所医学の研究、自然保護活動、出版や講演啓蒙活動、社会貢献を多岐に進めています。

高齢者の多い会です。感染の自覚症状のない元気な人たちが、他者に感染させて重篤な症状に発展させてしまうリスクを理解の上、団体(5人以上)での行動は慎み、また大都市圏から医療施設へのアクセスが制限される遠隔地へ感染を広げないようくれぐれも注意を払って行動してください。

さらに、クライミングや山スキー等、遭難事故を起こすことで、医療システムの負荷を高めてしまうことも考慮してください。

もはや、騒ぎ過ぎだとか、神経質になり過ぎだとか言っている時期は過ぎました。欧米での状況が数週間後の日本であることも想像して、節度ある論理的な思考で行動をお願いいたします。

こちらは医療システムへの負荷まで言及されています。

新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会のnote「 いま、拡散してほしいこと(4/5現在) 」も見ておきましょう

緊急事態宣言が出ている地域じゃないから、とか、今うちの地域ではまだ出てないから、とかということも聞かれたので。

いま、拡散してほしいこと(4/5現在)|コロナ専門家有志の会 | COVID-PAGE
この記事は、新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会によって更新されています。 "新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会"とは? コロナとの戦いは、専門家会議や国だけでなく、民間を含めた全市民が連帯して行なわなければなりません。 そこで、コロナと戦うための知恵を全市民の皆さまに直接お伝えし、さらに皆さ...

全世代のみなさまに、感染が拡大している地域であるかどうかや年齢に関わらず、できる限り在宅していただくようにお願い申し上げます。

ここには、専門家有志の会としての「Do’s & Don’ts」が掲載されています。

外出は、散歩、ジョギング、食料品の買い出し、通院、行く必要のある仕事程度にとどめてください。

普通に考えて、登山、ハイキングが含まれているとは読み解きにくいでしょう。

リスクが低そうなハイキングや日帰り登山がいつまで自粛なのか

いろいろ理屈つけたい気持ちはわかります。もう理屈つけて行っている人もいるかもしれませんが、多くの方は、我慢しながら悶々とされていることだと思います。

私個人的な見立てですが、この専門家の発信の「Do’s」に、屋外でのハイキングやキャンプ、日帰り登山が入ってくることはそんなに遠くないんじゃないかと思っています。

1か月の緊急事態宣言が出されそうですが、それまでも、そのあとも、どんなことがリスクが高くて、どんなことがリスクが低いか、が引き続きあぶりだされてくるはずです。その中で言えば、テーマパークや屋内のレクリエーションに比べたら、リスク(上記のリンクちゃんと読んでくださいね。あなたが感染させるリスクだけじゃなくて、誰かに感染させるリスク、地域に拡散するリスク、医療システムにダメージを与えるリスクを内包するすべてのリスク、ですよ)は低いだろうと予想しています。

それらに入ってくれば、うしろめたさを感じずに行けばいい。それまでは我慢です。少なくとも、我慢を求められている状況であることを理解しましょう。

今だって、専門家の発信にもある通り、家からの一人でのジョギングや散歩は誰も禁じてないし、走って体力づくりしていいんですよ。1日1回程度、って書かれてますが、そもそも2回も3回も走る元気ないでしょ?(笑)。夏に向けての体力作りは怠らないように。

夏には山に行ける世界になっていることを祈って。