冬期槍ヶ岳・中崎尾根、完全燃焼での撤退【2020年3月23日】

スポンサーリンク

冬期の槍ヶ岳にチャレンジしてきました。1日目は移動のみで栃尾温泉泊。2日目は新穂高から上がって、できれば槍ヶ岳山荘まで、などと淡い期待を抱いていましたが、天候も悪く、槍平小屋の冬期小屋まで。

3日目、無風快晴の中、ラッセル三昧で中崎尾根にとりつきましたが、千丈乗越分岐から千丈乗越の中間点あたりで、もう十分、ということで撤退としました。撤退とはいえ完全燃焼、いい登山ができました。

スポンサーリンク

2日目 槍平まで

5:15 新穂高発。

6時半前、穂高平小屋着。

7時半、白出沢出合到着。

9時、滝谷避難小屋。ペース落ちてきた。

滝谷の渡渉ポイント。ここで敗退の人もいたみたい。我々の時は、ちょっと雪を掻いてなんとか渡れました。

何とか渡渉ポイントづくり。

そして槍平着。もうちょっと行きたかったけど、雪も降ってるし、今日はここまで。何より貸し切りの冬期小屋が楽しそうで、飲み始めちゃったので。。。。

夜はすき焼き。ビールにワインに日本酒に。楽しい宴でございました。ここまで重かったー。

3日目 中崎尾根での完全燃焼、撤退

5時半、出発。

槍平からはラッセル祭り。最初は膝ラッセルぐらいだったのが、股ラッセルになり、ところどころ胸ラッセル。雪、ないないって言ってもあるところにはあるんですねぇ。

夏道で1時間のコースタイムを何とか3時間でやり切りました。最後はおいらもバテマシタ。

中崎尾根とりついてからも、ヤバいリッジがバンバン。右に落ちてもヤバいし、左に落ちてもヤバい。

槍の穂先が見え始めたものの、遠い。ホント遠い。

中崎尾根の中間地点ぐらいまで来たところで、もう十分、というわけで、撤退を決めました。撤退なのにやり切った感満載。天気も良くて北アルプスの絶景を堪能して、それでも届かない頂上に、また来ることを心に決めて、下山を開始しました。

それにしても下山中もずっと絶景。

使い果たした―。

いい経験しましたね!またチャレンジしましょう。もっと成長して、もっと体力つけて。