この時期、ニュースで雪山遭難事故が多くなって、ビビりますよね。
こういうニュース見て、「私は冬山はやらないの」っていう人、多いです。でも、もったいない。雪山、いいですよ、空気澄んでるし、夏より景色きれいだし、尻滑りで下りれたりするし、雪をかき氷にして食べられるし(そこ?)。
でも、どんな山から始めたらいいか、ってなかなか情報としてないみたいなので、書いておきます。今回紹介するのは、赤城山か黒斑山。関東近辺情報だけですいません!
雪山を過度に怖がるのは、山を過度に怖がる人と同じ心理
「私、山登りなんて怖いからやらない」っていう人は世の中にいっぱいいます。そして、そういう人たちを、「山登らないなんて、もったいない」って言っている山登る人もいっぱいいます。その山登っている人の中に、「私、雪山なんて怖いからやらない」って言っている人たちがいっぱいいます。わかりますか?同じ構図です。
食わず嫌いはもったいない。そして、山登りしている時点で、ポテンシャルは大いにある。あとは機会と巡り合うかどうかだけです。
確かに、夏山ほどどこから始めてもいいわけじゃない。その怖さは正しいものです。だから、今回、ぜひここから、という山を2つ紹介します。黒斑山、赤城山、です。
どういう山がいいか
人がある程度多くて、歩行時間が短くて、危険な場所がほとんどなくて、絶景が見れる、で絞りましょう。八ヶ岳の坪庭や北横、入笠山とかもいいと思いますが、とりあえず、今回は黒斑と赤城をご紹介。八ヶ岳よりも北にあって、雪がつくのが早いのでシーズン最初の練習にいいでしょう。
黒斑山は、登山口が浅間2000のスキー場のすぐ近く。標高が高いので、12月にしっかり雪がつくことが多いです。
赤城山は1月入ってからかな。標高が低いので、雪がつくのは少し遅れます。
黒斑山はこんな感じ
うちの5歳児でも登れます。子供の場合、大人用の軽アイゼンがちょうど靴底の全面につくので、紐締めの経アイゼン使うといいです。
服装は、スキーウェア。もちろん山のウェアに比べて動きやすさとか、暑いときの対処とか機能性は劣りますが、まったく問題なし。
下りは尻滑り―。
この時は、皿とスプーンと練乳持って行って、かき氷食べほうだーい、でした。
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赤城山の場合
登山口からしっかり雪です。これは2月頭。
途中、雪食べて一休みして。
最後はお兄ちゃん、お姉ちゃんに置いて行かれて、泣きながら登頂!
頂上は絶景。
そして、下山は尻滑り。
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天気予報しっかり見て、日帰りで、防寒対策しっかりすれば過度に怖がる必要はない
日帰りの山で、防寒対策しっかりして。そして、天気予報しっかり見ていい日を選びましょう。夏山と違って、悪天も経験、ではありません。特に最初は。
行ってみると、素晴らしい世界が広がっていますよ。自然への畏怖の念は忘れずに、でも食わず嫌いにならないように。ぜひ新しい世界の扉を開いてみてください。