厳冬期、無風快晴の赤岳登山【2020年3月8日】

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3月8日~9日で厳冬期の赤岳登山に、 麻紀子さん、ぺーちゃん、りえさんと私の4人で行ってきました。

もともとはキリマンジャロの登山中にどっか行きたいねーという話になって決まった赤岳。 麻紀子 さんから、黒斑山で念押しされて、日程決めました。結果的に最高の日程!

いつも通り、3月8日は行者小屋まで。テント泊して、3月9日、天気予報見るとよさそうだったので頑張って登ってきました。

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初日は行者小屋まで

今回、日曜月曜の行程だったのですが、その前の木曜、金曜でも赤岳だったので、テントその他多くの装備をデポってきました。なので、今回のメンバーは寝袋もマットもなし。恵まれた環境です。

いつもだと新宿7時半発で行くのですが、どうも午前中が天気が悪そう、というわけで9時集合にして、美濃戸口に向かいました。

[ 3月8日 厳冬期/赤岳1 ] 行者小屋テント到着

行者小屋までは3時間ちょっと。ゆっくりと登ります。

着いたら宴会開始!と言いたいところですが、 麻紀子さんは飲めないし、ぺーちゃん、りえさんもほとんど飲まないので、お酒の代わりにフルーツポンチを持って上がりました。

ミカンとフルーツミックスの缶詰をシロップ抜いてジップロックに移して、別に持って上がった三ツ矢サイダーを注ぎ込んで出来上がり。甘すぎず、炭酸もしっかりで、なかなか美味でございました。

あとはいつも通りのおでんを開始。フルーツポンチをご飯後のデザートにしたかったのですが、凍って食べられなくなる危険があったので、行者小屋ウェルカムフルーツポンチにしました。

翌日赤岳に向けて出発

出発は6時過ぎ。

赤岳は、行者小屋から強いパーティーで1時間半、ゆっくりなパーティーでも2時間半あれば登頂しています。

赤岳は、冬期登山で言えば、技術面の免許証のようなもので、ここよりも厳しい登山のセレクションでも、厳冬期の赤岳に登った、というと最低限の技術はあるのね、という感じになることが多いと思います。一方で、体力面だと所詮は2時間ちょっとだけの話なので、もっと大変なところがたくさんあります。

今回のメンバーは、冬山経験の浅い3人。アイゼンワークを全く信用していない(笑)ので、最初からしっかりロープつないで、万が一がないようにして登山開始!

[ 3月9日 厳冬期/赤岳2 ] 赤岳へ向けて出発!

出発して15分もすると、息が上がってきます。3人の足取りも重い、重い。

[ 3月9日 厳冬期/赤岳3 ] 出発15分、ちょっと足が重い

樹林帯を抜けると急登。しっかりとアイゼンの歯をきかせて登ります。

[ 3月9日 厳冬期/赤岳4 ] 樹林帯を抜け、稜線へ

蓼科が見え始めると、だいぶ上がってきたなーと思うのが毎回。振り返ると北アルプスが。

[ 3月9日 厳冬期/赤岳5 ] 阿弥陀、蓼科、北アルプスを見ながら1回目の休憩

1時間ほどで文三郎尾根の分岐点に到着。

[ 3月9日 厳冬期/赤岳6 ] 文三郎分岐到着

ここは風が強いことが多いんですが、今回はほとんど無風。

ちなみに、この文三郎分岐、一瞬風が強くても、その先でおさまることが多いので、もし行かれる方はその辺加味するといいかと思います。

文三郎分岐越えると、景色が変わって、編笠、権現などが見えてきます。遠くには南アルプスと御嶽。

そして、頂上手前で富士山が見えると、あと10分もかからずに頂上です。

[ 3月9日 厳冬期/赤岳8 ] 頂上手前で、富士山!

登頂!

[ 3月9日 厳冬期/赤岳9 ] 赤岳登頂!

3人ともよく頑張りました。

そして、好天が迎えてくれたのが何よりよかった。

積雪の後だったので、地蔵尾根を避けて、文三郎の同ルート下降にしました。

行者小屋戻って、味噌ラーメン作って食べて、ご満悦で下山。

麻紀子さん、ぺーちゃん、りえさん、お疲れ様でしたー!

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