3月8日~9日で厳冬期の赤岳登山に、 麻紀子さん、ぺーちゃん、りえさんと私の4人で行ってきました。
もともとはキリマンジャロの登山中にどっか行きたいねーという話になって決まった赤岳。 麻紀子 さんから、黒斑山で念押しされて、日程決めました。結果的に最高の日程!
いつも通り、3月8日は行者小屋まで。テント泊して、3月9日、天気予報見るとよさそうだったので頑張って登ってきました。
初日は行者小屋まで
今回、日曜月曜の行程だったのですが、その前の木曜、金曜でも赤岳だったので、テントその他多くの装備をデポってきました。なので、今回のメンバーは寝袋もマットもなし。恵まれた環境です。
いつもだと新宿7時半発で行くのですが、どうも午前中が天気が悪そう、というわけで9時集合にして、美濃戸口に向かいました。
行者小屋までは3時間ちょっと。ゆっくりと登ります。
着いたら宴会開始!と言いたいところですが、 麻紀子さんは飲めないし、ぺーちゃん、りえさんもほとんど飲まないので、お酒の代わりにフルーツポンチを持って上がりました。
ミカンとフルーツミックスの缶詰をシロップ抜いてジップロックに移して、別に持って上がった三ツ矢サイダーを注ぎ込んで出来上がり。甘すぎず、炭酸もしっかりで、なかなか美味でございました。
あとはいつも通りのおでんを開始。フルーツポンチをご飯後のデザートにしたかったのですが、凍って食べられなくなる危険があったので、行者小屋ウェルカムフルーツポンチにしました。
翌日赤岳に向けて出発
出発は6時過ぎ。
赤岳は、行者小屋から強いパーティーで1時間半、ゆっくりなパーティーでも2時間半あれば登頂しています。
赤岳は、冬期登山で言えば、技術面の免許証のようなもので、ここよりも厳しい登山のセレクションでも、厳冬期の赤岳に登った、というと最低限の技術はあるのね、という感じになることが多いと思います。一方で、体力面だと所詮は2時間ちょっとだけの話なので、もっと大変なところがたくさんあります。
今回のメンバーは、冬山経験の浅い3人。アイゼンワークを全く信用していない(笑)ので、最初からしっかりロープつないで、万が一がないようにして登山開始!
出発して15分もすると、息が上がってきます。3人の足取りも重い、重い。
樹林帯を抜けると急登。しっかりとアイゼンの歯をきかせて登ります。
蓼科が見え始めると、だいぶ上がってきたなーと思うのが毎回。振り返ると北アルプスが。
1時間ほどで文三郎尾根の分岐点に到着。
ここは風が強いことが多いんですが、今回はほとんど無風。
ちなみに、この文三郎分岐、一瞬風が強くても、その先でおさまることが多いので、もし行かれる方はその辺加味するといいかと思います。
文三郎分岐越えると、景色が変わって、編笠、権現などが見えてきます。遠くには南アルプスと御嶽。
そして、頂上手前で富士山が見えると、あと10分もかからずに頂上です。
登頂!
3人ともよく頑張りました。
そして、好天が迎えてくれたのが何よりよかった。
積雪の後だったので、地蔵尾根を避けて、文三郎の同ルート下降にしました。
行者小屋戻って、味噌ラーメン作って食べて、ご満悦で下山。
麻紀子さん、ぺーちゃん、りえさん、お疲れ様でしたー!