アコンカグア挑戦記(2) 民宿アコンカグアはまるで山岳博物館

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2月10日。シカゴ、ダラス、サンチアゴと乗り継いでアルゼンチンのメンドーサに辿り着きました。
メンドーサはアコンカグアの登山拠点となる町。ここで登山許可を取り、登山道具をそろえなければなりません。
今回は、食糧・登山道具のほとんどは日本から持ってきたのでここで準備するのは登山許可とガスカートリッジです。
以前は南米ではEPIガスのヘッドに合うガスカートリッジが売っていなくて、ホワイトガソリンを入手するか、キャンピングガスを利用するかのどちらかでした。今はDoiteという会社がガスカートリッジを販売していて、日本で使っているガスのヘッドがそのまま使えます。
メンドーサで2泊。1泊目は、、、とりあえず長旅の疲れを癒すために休息です。宿泊は、過去名立たる登山家たちが利用した民宿アコンカグア。以前の民宿アコンカグアからは移動して場所が変わったようですが、宿泊者名簿やその他資料はそのまま受け継がれていました。

▲植村直己さん、山田昇さん、今井通子さん、三浦雄一郎さんなどそうそうたるメンバーの名前がずらり

▲その右には長谷川恒夫さん

▲宿泊者名簿には植村直己さんの名前が
(中身は民宿アコンカグアの増田さんに宛てた手紙でしたので、写真は遠慮しました。是非行って見てください)

▲これまでの計画書、報告書の類がずらり。残念ながら事故の報告書も多かったです
いやぁ、まさに山岳博物館という感じの場所でした。
10年前に来た時には、バックパッカーでありながら、「日本人宿には行かない」というなぜか自分の中で決まりを作っていて来なかったのですが、(南米まで来て日本人と交流するより現地の人と交流したい、というような思いがあり)ここは来ておかなきゃいけない場所でしたね。