フィールド&マウンテンというビジネス

スポンサーリンク

フィールド&マウンテンを起業して、今日で丸2年が経ちました。
区切りでも何でもないんですが、起業前に大事だと思っていたことが
改めて大事だと思うと共に、もう少し精度を上げて大事さを書ける気がするので、
残しておきます。
1. 何を売るか、という視点が超重要

いま、「やまどうぐレンタル屋」をやっていますが、スタッフによく言うのが、
「装備を貸す」サービスではない、ということです。
やっているのは、「山に行くお客様の不安を解消する」サービス。
なので、当たり前ですが、電話で聞いてオーバースペックなものだったら
レンタルする商品をランクダウンしてもらいますし、
持っているものとかぶりがあればレンタルしません。
安かろう悪かろうのものは不安を倍増させるから貸すわけもないし、
ということ。
アウトドアフィールドに出る時の不安を解消するのに装備の割合が
大きいため、装備のレンタルをしている、という位置づけです。
2.誰が顧客かという視点も超重要
弊社の顧客は、「登山未体験の、山に行ってみたい層」や「超はじめて層」であり、
山に毎月、もしくは毎週行っているような人たちではありません。
ニッチなレジャー産業は釣りもスキーもスノボもゴルフも、業界のターゲットセグメントは、
頻度の高いいわゆる「マニア層」です。
なぜかというと、そういう人達のほうが発言力が大きいし、業界との接点も多いため、
そういう人たちがメインの顧客だと勘違いしやすいのです。
逆に超初心者層の意見はなかなか取れません。
しかも客単価が小さいので無視できそうに見える。だけどこのセグメントは圧倒的に
数が多いので、無視しちゃいけないんですよね、業界として。
そこを掘り起こそうとしているので、業界の慣習みたいなものとぶつかることはよくあります。
それは、ただだれが顧客か、っていう視点の差なんだと思って、
常に顧客の方をまっすぐ向いているように心がけています。
3.どういうビジネスなのか、はその次くらいに重要
「やまどうぐレンタル屋」も「山歩みち」もレンタルビジネス、フリーペーパービジネス、とは
我々見てはいません。
両方共メディアを作っていると思っています。
例えばレンタル。
レンタルの利用者数はすでにかなりの人数になっています。
このサービスをただのレンタルビジネスと見たら、小売は競合になるでしょう。メーカーも長い目で見たら、
競合になってしまうかもしれません。
だけど、「アウトドアに興味がある人を集めたメディア」と見たらどうでしょう?
レンタルした人の8割がアウトドアアクティビティの継続意向を示しています。
全員、装備を持っていません。レンタルしたのですから。
そうすると、見え方が全く変わって、小売・メーカーのためのターゲティングされたメディアに見えて来ませんか?
私は、こう考えています。
雑誌やTV、新聞といったマス媒体がずっとメディアだったけれど、インターネットが出てきて、
ターゲティング媒体が可能になった。これはすごいイノベーション。メディアが顧客を選別できるように
なって、マスメディアの効率の悪さを一気に解消した。
それをインターネットからリアルの世界に逆輸入するとどうなるのか、リアル世界でターゲティングメディアが
できれば。少数のマニア層を集めることは簡単だけど、リアル世界でマスと言える量のターゲティング媒体
が可能なのかどうなのか。
レンタル、という仕組みを利用することで、これが可能な道が開けたのだと思っています。
メーカーさんや小売さんに「山歩みち」の広告を買ってもらったりしているのですが、
現時点ではマス媒体と並べて比較して買ってもらっているのでその価格に合わせています。
これを説明してもいままでなかったものなのでなかなか御理解いただけないですし。
ただ、このままでは激安すぎるとも思っています。
あまり良い例えではありませんが、大海で釣りをしているのといけすに網を入れているのと、位の
大きな差があると思っています。
この3つぐらいかな。いまビジネス上、とっても大事だと思っているのは。
結構当たり前のことなんですが、改めて大事だと思ったので書いてみました。
この3つが「ナーンだ、全部同じ事言ってるじゃん」って思った人は、正解、です。

ビジネス
スポンサーリンク
スポンサーリンク
atsushiyamaをフォローする
スポンサーリンク
経営と登山のあいだ
タイトルとURLをコピーしました