情熱大陸

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あと数時間で、「情熱大陸」が放映される。
TVの力は大きいので、この記事も、おそらく放映前には「山田淳」という人物を知らなかった人がメインの読者になるのだろう。特に、今回は超人気の番組。私も大好きな番組の一つだ。
そこで、今やっている活動を紹介できればと思う。
今回の撮影の編集後のモノは私も放映で見るのが初めてとなる。今回の制作の高世さんは、2月に地平線会議という場で私の講演を聞いて、すぐに連絡をくれてその後、番組となるのが決まる、6月まで、1-2週に1度私の活動の話を取材して下さった方だ。そして、制作の中沢さん、カメラマンの辻中さん、石井さんともロケが登山、山の中という環境だったせいで、往復の登山道などで話している。彼らに私の思いが伝わっていないとは全く思っていない。ただ、30分という制約があるので、ここで、紹介できればと思う。
私の今の活動は、「登山人口の増加」と「安全登山の推進」の2語に尽きる。
これが、今やっているフィールド&マウンテンという会社のミッションで、今の私の活動の方向となっている。
この2つを達成するために、やるべきことは、
1) トップを上げる
2) ボトムを下げる
の2つしかないと思っている。
ただ、登山においてトップを上げることによって登山人口全体に影響を与えることはとても難しい。なぜかと言うと、「共通のルール」がないからだ。野球ならイチローのやっている野球も草野球も子どもがやるリトルリーグでも基本的には同じルール上で動いている。しかし、登山で、ヒマラヤ登山を行う場合と、高尾山に週末ハイキングに行くのと、全く別物だし、リニアにつながっていると言う感覚も持たれない。
なので、私は今はボトムを下げるための活動をしている。
そのために何が必要か。
私は、「装備」「情報」「きっかけ」が重要な3要素だと考え、それぞれに活動をしている。
例えば、「装備」であれば、装備のレンタルや格安販売。高い登山道具、というハードルを下げる活動をしている。
やまどうぐレンタル屋 http://www.yamarent.com/
登山専門やまっ子 http://www.rakuten.co.jp/yamakko/
「情報」であれば、フリーペーパーの刊行を行っている。
これは、有料登山雑誌にたどり着くずっと前の人をターゲットにすると無料にせざるを得ないということでフリーペーパーである。
山歩みち http://sanpoweb.net/
そして、「きっかけ」というところで、旅行会社やメーカーとのコラボ企画を行っている。
谷川岳開山祭 谷川岳ウィーク
クラブツーリズム http://karasawa.clublog.jp/
ジスコボルネオ旅行社 キナバル登山
FOX FIRE 富士山&屋久島登山
まずは山に興味ない人に山にいってもらうこと、そのためには、ハードルを下げなければならない部分がいっぱいある。この業界は、いまだに「お客に迎合しない」などという考え方を持っている人もいる業界で、驚くべきことに人が増えること自体を歓迎しないことが、別に特異ではない。
今は「山ブーム」「山ガール」ともてはやされているからいい。
数年後を考えると恐ろしい。
例えば、富士山の主力となっている旅行会社の多くは、そもそも「私をスキーに連れてって」時代にバススキーツアーでのし上がってきた会社たちだ。
山ブームが終われば彼らは確実に、ブームのあるところに舵を切ってくる。そんなのは経営として当たり前のことだ。
そうなったときに山業界が耐えられるかどうか。今のスキー業界をみれば、それがどれだけ大変なことか、今本当に焦りながら活動している。

山ニュース
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経営と登山のあいだ
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